数学の勉強の仕方

今回は数学の勉強の仕方、解説について紹介させていただきます。

まず、勉強の仕方について。今私が使っている参考書は『東大理系数学25カ年』です。

まずレベルA問題だけをやる。解き方、解法パターンを頭に入れる作業をしています。

1週目 問題を読みすぐ解答を見て分からない公式があったらその都度覚える。こう解けばいいのか程度の理解度にとどめ、すぐ次の問題に移る。ポイントは考えすぎないこと。苦痛をともなわないこと。

2週目 上に同じ。

3週目 問題文だけを見て解き方を考える。解き方で重要だと思うところをみつける。

4週目 パッと見て頭に解法パターンが浮かぶまで反復する。

 

この作業が終わったら宮口先生にテストしてもらう。テスト方法は、00年度の0問はどうやって解くか聞かれます。(問題はレベルAのなかからランダムで出題されます。)私が解法を宮口先生に答える。という方法です。

また、わからない問題があれば宮口先生に質問をすることもできます。

 レベルAが出来たら次はレベルBに上記のやり方と同様に行います。ただしレベルC問題には取り組まないということになっています。それは、レベルC問題を解けなくてもABが解けたら合格点は取れるからです。

 

 最初は東大の問題なんて解ける気がしなく問題を見ただけで目がくらくらしましたが、宮口先生に解説してもらうと簡単に思えてくるのです。そして、自分ひとりでも、問題に取り組めるようになりました。どういうことかというと、私は東大の問題なんて解けっこないという強い固定観念に囚われていたわけです。自分でも気づかないうちに。恐ろしいですね。簡単だと思えば簡単に思えてくるのです。今まで東大の過去問を解くには基礎を完璧にしないと解けないと思っていましたが、そんなことをやっていると試験まで間に合いません。

 過去問も完璧にやらなくてもいいと、なぜなら絶対に試験に同じ問題が出ないからです。どうやって解くのかだけ分かればいいということです。そう思うと気が楽ですよね。数学が苦しくなくなっていきます。受験は参考書の試験をしてるわけではない。これは宮口先生の名言ですね。受験を苦しいものと考えている私の中の固定観念を壊していきたいとおもいます。